【MEMO】
明るい黄緑の逞しい上半身(ていうのか?)が印象的。ふだんはなかなか静止してくれないので、こういう機会でもないと私には観察&撮影が難しい。シオカラトンボやアキアカネなどと違って、水辺からふらふら離れることなく、いつも池や沼の水上をびゅんびゅん飛び回っているような気がする。
生物分類の「不均翅亜目」というのは、後翅が前翅より大きいことから来ているようで、他には複眼が大きく、腹部が太いという特徴がある。いわゆる普通のトンボ、ヤンマとかアカネとかはこっち。均翅亜目は前後の翅がほぼ同じ形で、複眼は小さく腹部は一様に細長い、イトトンボなどがこちらに当たる*1。
参考文献:尾園暁・川島逸郎・二橋亮、『ネイチャーガイド 日本のトンボ』、文一総合出版、2012年、P206
*1:同書、P4-5