【MEMO】
冬場に都市公園の池などに飛来する。寝ぐせのような冠羽がチャームポイント。あまり単独やペアに別れず、集団でいることが多いように感じる。
潜水が得意で水中の昆虫や甲殻類、水草などを採餌する。多くのカモ類がお尻だけ水の上に突き出してたり、水面上にクチバシを寝かせてをブルドーザーの要領で突き進んだりしてる姿に比べ、完全に潜って視界から消えてしまうのはカッコいい。が、その分歩くのは苦手で、陸に上がることは殆どない。体の後ろの方に脚がついているためバランスがとりづらいようだ。
美しいとか可愛らしいというのではない。目つきも悪いが、いつ見てもなんか面白い奴らである。
<参考文献>
樋口広芳監修・石田光史著『ぱっと見わけ観察を楽しむ野鳥図鑑』ナツメ社、2015年、P50
氏原巨雄・氏原道昭、『決定版日本のカモ識別図鑑』、誠文堂新光社、2018年V3.0、P203-204